近代文学の終り
柄谷行人の現在
柄谷行人 著
定価:本体2,600円+税
2005年11月1日書店発売
四六判上製 280頁
ISBN978-4-900997-12-7
装幀:間村俊一
写真:港千尋
柄谷思想の総決算と新展開。「世界共和国」へと至る柄谷行人の新たな展開へ向けた重要な論点をすべて含み、わかりやすい言葉で提示する待望の新著。名講義「近代文学の終り」をはじめ、漱石の文学論をめぐる新原稿、 座談会やインタビューをも収録し、一貫してラディカルでポジティヴな思考の全貌を明らかにする。
目次
著者
目次
第一部 近代文学の終り
1 翻訳者の四迷
2 文学の衰滅 ―― 漱石の『文学論』
3 近代文学の終り
第二部 国家と歴史
1 歴史の反復について[聞き手 岡本厚]
2 交換、暴力、そして国家[聞き手 萱野稔人]
第三部 テクストの未来へ
1 イロニーなき終焉[聞き手 関井光男]
2 来るべきアソシエーショニズム[座談会 浅田彰、岡崎乾二郎、大澤真幸]
あとがき
著者
柄谷行人
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