中上健次集 三
鳳仙花、水の女
中上健次 著
定価:本体3,600円+税
2015年1月10日書店発売
四六判上製 角背かがり綴 カバー装 9ポ二段組 432頁
ISBN978-4-900997-50-9
装幀:間村俊一
写真:港千尋
激動の近代史を背景に紀州に生きる母フサの半生を描く中上黄金期の名篇に、長らく品切れとなっていた連作短篇集「水の女」を併録。作家のもう一つの可能性を示した完璧な成功作。堀江敏幸による新視点からの精妙な解説を付して贈る。
作家自身の関連エッセイ、片観音口絵に作家写真、創作ノート他収録。解説27枚、解題等収載。月報36頁付き。
目次
月報
目次
鳳仙花
水の女
赫髪
水の女
かげろう
鷹を飼う家
鬼
鳳仙花の母
風景の貌
解説 言葉の地虫を宿す─『鳳仙花』をめぐって 堀江敏幸
解題 高澤秀次
校異
月報
月報VI 内容
渡邊英理 谷川雁と中上健次
野谷文昭 時間探しの旅[再録]
中上健次とラテンアメリカ文学[再録]
紀和鏡 夢の回路─中上健次と私[連載6]
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