インスクリプト・ウェブセミナーのお知らせ

『可能なるアナキズム』刊行記念連続講義

2021年1月11日 月曜日 15:00〜

講師:伊藤亜紗氏 山田広昭氏

新著『可能なるアナキズム』刊行を機に贈る連続トーク。第二回は、視覚、発話、触覚、身体性を手がかりにコミュニケーションの未踏の領域を拓く伊藤亜紗氏を迎えての対談。モースそしてヴァレリーに触れながら、身体を介したコミュニケーションの潜在的可能性から、贈与、ケアと相互性などの問題を通じて、新たな共生の可能性を探る。

伊藤亜紗
美学、現代アート。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。著書に『手の倫理 』(講談社選書メチエ)、『ヴァレリー─芸術と身体の哲学』(講談社学術文庫)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書)、他。

山田広昭
フランス文学。東京大学大学院総合文化研究科教授。著訳書に『可能なるアナキズム─マルセル・モースと贈与のモラル』(インスクリプト)、『三点確保─ロマン主義とナショナリズム』(新曜社),ポール・ヴァレリー『ヴァレリー集成IV:精神の〈哲学〉』(編訳,筑摩書房)他。