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青森県立美術館企画展「東日本大震災10年 あかし testaments」展覧会図録『あかし testaments』刊行記念トークイベント その2
2022年1月16日 日曜日 19:00〜
講師:鵜飼哲氏 港千尋氏
2021年10月から好評開催中の青森県立美術館企画展「あかし testaments」。四人の参加アーティスト(北島敬三、山城知佳子、コ・スンウク、豊島重之)によるこの展覧会について、とりわけ豊島重之、北島敬三、山城知佳子の各氏をよく知る二人の講師によって、作品をどう見るか、またこの展覧会が私たちに問いかけるものをどう受け止めるかをめぐって、縦横に語っていただきます。
鵜飼哲
フランス文学、思想。一橋大学名誉教授。著書に『抵抗への招待』(みすず書房、1997年)、『償いのアルケオロジー』(河出書房新社、1997)、『主権のかなたで』、岩波書店、2008年)、『ジャッキー・デリダの墓』(みすず書房、2014年)、『まつろわぬ者たちの祭り――日本型祝賀資本主義批判』『テロルはどこから到来したか――その政治的主体と思想』(以上、インパクト出版会、2020)、『国民とは何か』(ルナン、フィヒテ、ジュール・ロマン、エティエンヌ・バリバールとの共著、インスクリプト、1997)など。訳書にジャック・デリダ『盲者の記憶――自画像およびその他の廃墟』(みすず書房、1998年)、『動物を追う、ゆえに私は〈動物で〉ある』(マリ=ルイーズ・マレ編、筑摩書房、2014)、ジャン・ジュネ『恋する虜――パレスチナへの旅』(海老坂武共訳、人文書院、1994)、『アルベルト・ジャコメッティのアトリエ』(編訳、現代企画室、1999)、『シャティーラの四時間』(梅木達郎共訳、インスクリプト、2010)他
港千尋
写真家、映像人類学。多摩美術大学情報デザイン学科教授。著書・写真集に『瞬間の山──形態創出と聖性』(インスクリプト、2001)、『芸術回帰論──イメージは世界をつなぐ』(平凡社新書、2012)、『掌の縄文』(羽鳥書店、2012)、『ヴォイドへの旅──空虚の創造力について』(青土社、2012)、『革命のつくり方──台湾ひまわり運動─対抗運動の創造性』(インスクリプト、2014)、『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』(共編、森話社、2014)、『風景論──変貌する地球と日本の記憶』(中央公論新社、2018)、『現代写真アート原論──「コンテンポラリーアートとしての写真」の進化形へ 』(共著、フィルムアート社、2019)、『現代色彩論講義』(MEI)など。新刊に『写真論──距離・他者・歴史』(中央公論新社、2022)。
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